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ウィンブルドンテニス男子シングルス優勝者一覧と最近の傾向 [ウィンブルドンテニスの歴史]

ウィンブルドンテニスの男子シングルス優勝者を年代ごとに
一覧にしてみました。

10年単位で見てみると、なかなか興味深い傾向が見えてきます。

■2010年代
2010年代に入ってから、連続優勝者は出ていません。
ナダルやフェデラーも全盛期は過ぎていますので、

トップレベルの選手なら誰が優勝してもおかしくない
戦国時代といえそうです。

願わくば、この中に錦織圭が割って入ってきて欲しいものです。

2010年 ラファエル・ナダル(スペイン)
2011年 ノバク・ショコビッチ(クロアチア)
2012年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2013年 アンディ・マリー(イギリス)

■2000年代
2000年代は、10回のうち6回優勝したロジャー・フェデラーの黄金期。

ロジャー・フェデラーは、ピート・サンプラスのようなサーブ&ボレーヤー
ではなく、ストローク主体でバックハンドスライスを多用するのが特長。

1990年代とは対照的にサーブ&ボレーヤーの優勝者は、2001年の
ゴラン・イワニセビッチのみ。

この年代から、男子プロでサーブ&ボレーヤーが激減したのが特徴的です。

2009年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2008年 ラファエル・ナダル(スペイン)
2007年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2006年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2005年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2004年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2003年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2002年 レイトン・ヒューイット(オーストラリア)
2001年 ゴラン・イワニセビッチ(クロアチア)
2000年  ピート・サンプラス(アメリカ)

■1990年代
1990年代は10回のうち6回優勝したピート・サンプラスの黄金期。
また、プレースタイルでみるとストローカーは
92年ゴラン・イワニセビッチを下して優勝したアンドレ・アガシのみ。

ただ、アガシの場合、ストローカーといってもつなぐストローカーではなく
どんな強力なサーブも一発で仕留めることのできるリターンを中心とした
攻めるストローカーだからこそ優勝できたのだと思います。

1990年代のウィンブルドンはサーブ&ボレーヤーでないと 勝てないといわれた時代といえるでしょう。

1999年  ピート・サンプラス(アメリカ)
1998年  ピート・サンプラス(アメリカ)
1997年  ピート・サンプラス(アメリカ)
1996年  リカルド・クライチェク(オランダ)
1995年  ピート・サンプラス(アメリカ)
1994年  ピート・サンプラス(アメリカ)
1993年  ピート・サンプラス(アメリカ)
1992年  アンドレ・アガシ(アメリカ)
1991年  ミヒャエル・シュティヒ(ドイツ)
1990年  ステファン・エドベリ(スウェーデン)


個人的にはサーブ&ボレーヤーVSストローカーの対戦が 一番面白いと思います。

ここ最近、サーブ&ボレーヤーが減り、ストローカー同士の
戦いばかりになり、一抹の寂しさを感じています。
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